医療事務に限ったことではありませんが、職場内での人間関係は仕事を続けていくうえで、とても大事なものです。
特に、いわゆるお局さんと呼ばれる人は、
病院のお医者さんからもそれなりに評価されていますし、
お局さん自身もそれまでの経験や知識から、
プライドも高い人が多いようです。
お局さんについては、普通の会社の職場でも腫れ物に触るような扱いをされている
人もいます。
医療事務は、女性がほとんどの職場ですし、受付以外は外から見えない内勤的な
仕事です。
そういう意味では、人間関係が特に難しい職場の1つと言えるでしょう。
また、同じく女性がほとんどの看護師さんとの関係も、人間関係が難しい理由の
1つです。
実際、そういった人間関係がもとで、辞めてしまう人もいたりします。
ここでは、お局さんに限らず人間関係をうまくやっていくコツを紹介したいと思います。
- 人の悪口を言わないこと
たとえ心の中で思っていても、職場内では言わなでおきましょう。
周りまわって本人に知られることもあるでしょうし、
話した相手には
「この人は私がいないところでは、私の悪口を言っているのだろうな。」
と思われてしまいます。
また、相手から悪口を振られたときには
「そうなんですか。知らなかったです。」
等々、適当にごまかしおきましょう。
「そうですね。」と話を合わせてはだめです。
知らないところで、あなたが言っていたことになってしまう場合もあります。
- 元気良く挨拶しましょう
当たり前ですが、どんなに虫の居所が悪くても、前日ミスしてこっぴどく怒られても、
かならず元気良く笑顔で挨拶しましょう。
- 必ずお礼を言う
必ずお礼を言うこと。
どれだけ忙しくても、何か1つしてもらったと気づいたら、必ず相手の顔を見てお礼を
言いましょう。
たとえ怒られた場合でも、時間を取って指摘してくれたこと、教えてくれたことへの
お礼を伝えましょう。
- 雑談でも、何かを否定する話題は避けること
趣味や芸能人の話でも否定する話題は避けましょう。
誰かの地雷を踏んでいるかもしれませんので。
- 意見を言うときは「私は」をつけること
単に「~だと思います。」は、
相手には「~(が正しいこと・正解)だと思います。」と脳内変換します。
それは相手にとって自分が否定されたように感じる人もいます。
自分の意見だということを明確にするためにも
「~だと私は思います。」
と言うようにしましょう。
- 相手を見下さないこと
そういった感情は、知らず知らずのうちに態度に表れますし、相手にも悟られます。
お局さんの中には、パソコンや医事コンの操作が苦手な人もいます。
あなたよりある面では知識が少ない人もいるでしょう。
ですが、お局さんはその病院・クリニックを長年支えてきた人です。
それこそ、医師・看護師・医療事務問わず人間関係に悩まされたこともあるでしょうし、
病院の経営的な問題、スタッフに病気が広がり人手が足りなかったこと、
クレーマー的な患者さんの対応に追われたこと、
いろいろなトラブルもあったことでしょう。
そういったことへ思いを馳せ、たとえ嫌いな人であっても、一部分評価する気持ちを
持って(作って)接しましょう。
他にも、人間関係をうまくやっていく方法はたくさんあります。
もし悩んでいる場合は、ネットサーフィンすればいろいろな方法が出てきますので、
あなたにあった解決方法を探してみてはいかがでしょう。
私が考える基本は「相手を思いやること」です。
相手の気持ち、立場に立って、相手がどう感じるかを考えて自分の行動を決めましょう。
そして、相手の考えや行動を、あなたが変えられることは無いと思ってください。
変えられるのはあなた自身の考え方や、行動だけです。
つまり、「私がこうすれば、嫌われないかな?怒られないかな?」
と相手に期待するのでなく、
「単なる仕事だから、嫌われようと怒られようと関係ない。」
というような、少し極端ですが、そういう気持ちをあなたが持てるようになるには、
どうすれば良いかを考えた方が良いということです。
だからと言って、ゴーイング・マイ・ウェイでは困りますが^^