スタッフコミニュケーションと責任感

スタッフコミニュケーションと責任感

病院で医療事務スタッフのスキルアップや、責任感をもってもらうために。医療事務員にとっても少しでも働きやすい職場であればと思います。

スタッフコミニュケーションと責任感

コミニュケーション

「私はパートなので分かりません。」などとクリニック等の受付で言うのは論外です。

 

患者さんからしてみれば、社員であろうが派遣社員であろうが、パートなのかなんて分からないですし、関係ないですから。

 

分からなければ普通に「分かるものに確認してきます。」と伝えて社員に振っても良いですし、書物等で確認できるのであれば、「少々お待ちください。」と伝えてバックで調べても良いです。

 

最悪聞ける社員が誰もいない状況等であれば、「今すぐは分かりかねますので、確認のうえ連絡させていただきます。」でも良いです。

 

すべてに答えられる、対応できるのが理想ではありますが、それは社員であっても無理な場面もあります。
ですが、そこで答えられずとも責任を持った対応をすることは絶対に必要です。

 

「パートですから。」この答えには、責任感を感じることはできません。
つまり患者さんから信頼されないことになります。

 

それは、あなただけの問題でなく、引いては病院全体のイメージに繋がりますので重々注意しておいてください。

 

あなたも、例えばレストランへ行って店員がペチャクチャおしゃべりばかりしていたら、嫌な気がしますよね。そして、その店員は多分大学生のアルバイトだろうなと感じたとしても、多分再度同じレストランへ行こうとは思いませんよね。

 

あなたがお客としてレストランにいったなら、対応してくれるのがレストランのオーナーであろうが、社員であろうが、アルバイトであろうが関係ないと思います。

 

患者さんにとっての病院の受付も同じです。
いくら、医師や看護師が頑張っても、受付でもしも嫌な感じや、頼りない感じを受けたなら二度と来てくれません。

 

そのことを決して忘れないでください。

 

ただし、上でも伝えましたが、即座に全てに答えられなければならないということではありません。

 

あなたがきちんと病院の1スタッフとして、責任を持って対応するということを意識してもらえばOKです。

 

一方で、病院側もスタッフが知識を少しでも深め、責任感をもって仕事に臨めるよう努力すべきだと思います。

 

そのためには、
・スタッフが社員に質問しやすい雰囲気
・スタッフ同士が連帯感を持てる職場作り
が大事です。

 

ともすれば、患者さんが次々やってくる日常業務では、ふとした疑問など聞けないこともあるでしょうし、パートさん同士はシフトの関係で顔を合わせない人もいるでしょう。

 

そこで、レセプト作業を行うためなどの理由で、月1日は全員が出社する日を設けるのも良いと考えています。

 

医療事務スタッフ全員のスキルアップも出来ますし、入ったばかりの医療事務スタッフにもレセプト業務の経験を積ませてあげることができます。

 

また、その場で質問もできるでしょうし、お昼休憩などで、スタッフ同士の交流ができますし、ふとした疑問なども聞くことが出来るようになります。
(その日のお昼は病院の驕りにしてくれると、必然的にスタッフ揃っての昼食になりますし、スタッフも嬉しいですね^^)

 

もちろん社員が、質問などしやすい雰囲気に誘導してあげるなどの努力は必要です。

 

更に、社員・パート・派遣に関わらず一緒に仕事をし連帯感が強まることは、仕事への責任感にもつながります。

 

もし、あなたの働いている病院・クリニックでそういった体制が無ければ提案してみてはいかがですが?
あなたにとってもより働きやすい、よりやりがいのある職場になると思います。