ジェネリックを使えば安くなるの? | 医療事務資格の真実

ジェネリックを使えば安くなるの?

ジェネリック

ジェネリックと言う言葉もかなり浸透してきたようで、今ではジェネリック家具なんていうものまであります。

 

ジェネリック家具・・・デザイナーの意匠権が切れたものを復刻版として製作した家具。素材など安価なものを利用しデザインを同じにすることで、憧れのデザイナーズ家具がお手ごろ価格で手に入るというもの。

 

もちろん、医療業界でジェネリックと言えばジェネリック医薬品のことです。

 

いわゆる後発医薬品です。

 

厚生労働省は、増え続ける社会保障の財政圧迫を少しでも緩和するため、TV広告など積極的に広報してきました。

 

ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同じ成分が含まれ、同じ効果を期待できると言うことですが、あくまで期待できると言うだけで、同じものではありません。

 

その是非については、事務員に分かる内容ではありませんが、もし興味があるなら、検索されれば専門家の解説なども出てきます。

 

さて、ではジェネリックを使えば安くなるの?ということですが、国はジェネリックのシェアが目標の60%以上になると5330億円の医療費削減につながると発表しています。

 

確かにお薬代自体は安くなるのですが、もともと日本は医療保険制度が発達し、薬代だけで月数万円もかかるようなケースは稀です。

 

患者さんが調剤薬局等で支払うお薬代には、薬代だけでなく、調剤料や処方料等が加算されているため、結局支払う金額はジェネリックでも、先発医薬品でも大差がないというのが現実です。

 

最後に、患者さんからジェネリックについて相談された場合は医療事務員が判断するのでなく、医師や薬剤師に相談するようすすめましょう。

 

<豆知識>
レセプトについては後発医薬品使用体制加算というものがあります。

 

有床診療所において、薬剤部門又は薬剤師が後発医薬品の品質等の情報を収集・評価し、その結果を踏まえ後発医薬品の採用を決定する体制が整備されていることに対して加算される項目です。

 

薬剤師が配置されていることのみを要件とするものではありませんが、あくまで薬学的な観点から情報の収集・評価できる体制が整っていることを求めているものであり、医師が後発医薬品の評価、採用を決定しているというだけでは施設基準を満たしたことにならないので注意しましょう。

 

 

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